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インプラントのメリット・
デメリットは?
治療のリスクを解説

失った歯の機能を補う治療のなかでも、インプラント治療は非常に優れた治療法だとされています。天然歯とほとんど変わらない噛み心地や自然な見た目など、様々なメリットがあるインプラント治療ですが、一方で外科手術が必要になるなどのデメリットもあります。納得のいく治療を受けるためにも、インプラント治療のメリット・デメリットを確認しておきましょう。

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インプラント治療の5つのメリット

インプラント治療に関してよく言われるメリットについてご説明します。

メリット① しっかり噛めるようになる

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込む治療法です。埋め込まれた人工歯根は顎の骨と強固に結合するため、天然歯と同じようにしっかり噛めるようになります。まるで自分の歯のような噛み心地が得られるのは、インプラント治療の大きなメリットだと言えるでしょう。

入れ歯は、部分入れ歯も総入れ歯も噛む力が弱く、硬いものを食べるのが難しい場合があります。ブリッジは入れ歯に比べると噛む力が強いと言われますが、それでも天然歯の7~8割程度です。それに対し、インプラントは天然歯とほとんど変わらないほど、噛む力が回復します。

特に、奥歯の噛む力は重要であり、しっかり噛めるようになると食べ物の味や香りを感じやすく、食事を楽しむことができます。また、食べ物を細かく噛み砕けるため、消化器官に負担がかかりません。栄養の吸収も良くなり、全身の健康にも良い影響がもたらされると言われています。

メリット② 見た目が自然で美しい

インプラントに被せる人工歯の素材は多くの場合、セラミックです。セラミックは見た目が自然なので、近くから見ても、その歯がインプラントであることはほとんど分からないと言われます。天然歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになるのは、インプラント治療の大きなメリットだと言えるでしょう。

部分入れ歯は、隣の歯に金属のバネを引っかけて固定するため、口を開けたときにバネが見えてしまうことがあります。総入れ歯も、プラスチックやシリコンでできた歯茎部分が不自然な印象になりがちです。そのため、「相手に気付かれているのではないか」「周囲にどう見えているのだろう」などと考えてしまい、それがストレスになることも多いようです。

インプラントであれば、このような心配はありません。口元が自然な見た目になることで、笑顔に自信を持てるようになるでしょう。

メリット③ 長持ちする

入れ歯の平均的な寿命は4~5年、ブリッジの平均的な寿命は7~8年であるのに対し、インプラント治療を受けた人の9割以上が10~15年使い続けているという調査結果があります。このように、長持ちするのはインプラントのメリットの一つです。

もちろん、長持ちさせるためにはきちんとメンテナンスをする必要がありますが、入れ歯のように毎日取り外して洗浄するなど、面倒なメンテナンスが必要になるわけではありません。天然歯と同じように丁寧に歯磨きをして、定期的に歯科医院で検診を受けていれば、20年以上使える可能性もあります。

メリット④ 周囲の歯に負担がかからない

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着することで噛む機能を回復します。このような構造なので、周囲の歯に負担をかけることがありません。

部分入れ歯は一般的に隣の歯にバネを引っかけて固定するため、隣の歯に負担がかかります。ブリッジは隣り合う2本の歯を削って支えにするため、それらの歯への負担は避けられません。その結果、周囲の健康な歯の寿命が短くなってしまうことがあります。その点、インプラントはそれ自体が独立して機能するため、周囲の歯の健康維持にもつながります。

メリット⑤ 顎の骨が痩せるのを防げる

私たちの歯は噛むことによって顎の骨に刺激を伝えており、その刺激によって顎の骨が維持・形成されています。入れ歯やブリッジの場合、噛む力が顎の骨に伝わりにくいため、顎の骨が徐々に痩せていきます。顎の骨が痩せると、口元の筋肉や皮膚を支えられなくなり、たるみやシワの原因となります。その結果、口元が老けた印象になってしまう可能性があります。

インプラントの場合は、埋め込んだ人工歯根が天然歯の歯根と同じように噛む力を顎の骨に伝えてくれるので、顎の骨が痩せにくくなります。そのため、口元のたるみやシワを防ぐ効果も期待できます。

インプラント治療については、以下の記事で詳しく解説しています。
▼関連リンク
インプラント治療とは? - あんしんインプラント

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インプラント治療の5つのデメリット

インプラント治療に関してよく言われるデメリットについてご説明します。

デメリット① 治療費の負担が大きい

インプラント治療のデメリットの一つが、治療費の負担が大きいことです。インプラント治療は基本的に自費治療であり、治療費は全額自己負担になります。相場はインプラント1本あたり35万円〜50万円と、保険適用の入れ歯やブリッジに比べると治療費の負担が大きくなります。

ただし、これは初期費用の話です。たとえば、入れ歯を数年使っていると、顎の骨が痩せるなど口腔内環境が変わってくるために入れ歯が合わなくなってくることがあります。そうなると調整や交換が必要になり、そのたびにお金がかかります。その点、インプラントは長持ちするため、長期的に見ると必ずしも費用対効果の悪い治療とは言えません。

デメリット② 外科手術が必要

インプラント治療は、顎の骨にインプラントを埋め込むために外科手術が必要になります。もちろん、手術時は局所麻酔を使うので痛みを感じることはありませんが、外科手術が苦手な人にとっては心理的な負担になるでしょう。

外科手術である以上、感染症のリスクがゼロであるとは言えず、衛生管理が徹底されていない歯科医院で治療を受けると細菌感染を引き起こすリスクがあります。また、個人差はありますが、手術後の数日は痛みや腫れなどの症状が出ます。

デメリット③ 治療期間が長い

治療期間が長くなりがちなことも、インプラント治療のデメリットだと言えるでしょう。口腔内の状態や埋め込むインプラントの部位・本数などによって治療期間は変わってきますが、短い場合でも約3ヶ月、長い場合は1年ほどかかります。

入れ歯やブリッジの場合、通常は3~5回程度の通院(治療期間は1~2ヶ月程度)で済みます。一方、インプラント治療は顎の骨に人工歯根を埋め込む手術をおこない、人工歯根が顎の骨としっかりと結合するのを待つために3~6ヶ月程度の安静期間を設ける必要があります。そのため、どうしても治療期間が長くなってしまいます。

デメリット④ メンテナンスが必要

インプラントそのものは人工物なので、虫歯になることはありません。ただし、周囲の歯周組織が「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気になることがあります。インプラント周囲炎を予防するためには、メンテナンスが不可欠です。

とはいえ、メンテナンスが必要なのは入れ歯やブリッジも同じです。インプラントのメンテナンスは日々の歯磨きと歯科医院での定期検診が基本になりますが、入れ歯は毎日取り外して洗浄する必要があります。メンテナンスの手間で比較すると、入れ歯のほうが大変だと言えるでしょう。

デメリット⑤ 治療を受けられない場合がある

どんな人でもインプラント治療を受けられるわけではありません。インプラント治療は外科手術が必要になるため、たとえば、重度の全身疾患を患っている方や放射線治療を受けている方、免疫不全を患っている方などは感染症のリスクがあり、インプラント治療を受けることができません。また、インプラント治療は顎の骨に人工歯根を埋め込むため、顎の骨に厚みがない方はインプラントが安定しないおそれがあり、そのままの状態で治療を受けるのは困難です。

その他、妊娠中や授乳中の方、顎の成長が終わっていない未成年の方、歯周病にかかっている方や歯磨きがきちんとできない方などは通常、インプラント治療を受けることができません。

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インプラントの寿命は?交換は可能?ダメになってしまう理由を解説

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インプラント治療はしたほうが良い?

インプラントのデメリットが気になり、「やめたほうがいいのでは……」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。ですが、長期的なお口の健康を重視したいならインプラント治療がおすすめです。

実際に、インプラントの優位性を裏付ける様々な研究結果があります。たとえば、ブリッジの生存率が55%〜59%であるのに対し、インプラントの10年生存率は90〜96%と非常に高い水準にあることが分かっています。また、歯がない人や義歯(入れ歯)を使っている人は十分な歯がある人に比べ、死亡率が1.3〜1.5倍高いというデータもあります。

患者様によって年齢や口腔内環境が異なるのはもちろん、歯科治療にかけることができる費用も異なります。そのため、誰にとってもインプラントが最善の治療であるとは言えません。しかし、人生100年時代とも言われる昨今、よりQOL(生活の質)の高い老後を送るためには、天然歯と同じようにしっかり噛めるインプラントがファーストチョイスになるはずです。

※参考:口腔インプラントの生存に関する疫学調査|オッセオインテグレーションの獲得と維持からみた評価

※参考:健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015|日本歯科医師会

※参考:接着性および従来型ブリッジの超長期予後調査と次世代臨床データ蓄積システムの構築|研究成果報告書 – KAKEN

まとめ

インプラントはメリットの多い治療法ですが、外科手術をともない、治療費も高額になることから、「歯科医院選び」に慎重になっている方も多いのではないでしょうか。

そのようなみなさまに最適なのが、「あんしんインプラント」です。あんしんインプラントは、ドクターの技術や実績、医院の設備など、厳しい基準をクリアした歯科医院と提携したネットワークで、安心してインプラント治療を受けられる歯科医院をご紹介しています。2024年2月現在の提携医院数は145院で、2023年は14,484名の患者様のご紹介実績がございます。

その他、「初診相談無料」「安心のパッケージ料金」「頭金なし、最大120回分割払いOK」「最長10年の保証制度」など、あんしんインプラントの特徴は以下のページからご確認ください。

▼関連リンク
あんしんインプラント:全国展開のインプラント治療ネットワーク

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