MENU

平日 9:00~20:00 土・日・祝 9:00~18:00

インプラントの寿命は?
交換は可能?
ダメになってしまう理由を解説

インプラントの寿命は、半永久的とも言われます。実際に、インプラント治療を受けた人の9割以上が10~15年使い続けているという調査結果もあり、適切なメンテナンスを継続していれば20年以上使用できる可能性もあります。今回は、インプラントの平均的な寿命のほか、寿命が短くなってしまう理由などについて解説していきます。

インプラント治療について詳しく知りたい方はこちら

無料 インプラントガイドブックお申込み

インプラントの寿命は10~15年

インプラント治療を受けた人の9割以上が10~15年使い続けているという調査結果があることから、一般的にインプラントの寿命は10~15年とされています。歯磨きなど日々のメンテナンスを怠っていると、寿命を迎える前に使えなくなってしまうこともありますが、日々のメンテナンスを怠らず、衛生的な口腔内環境を維持できている方なら、20年、30年と長期にわたって使っていける可能性もあります。

入れ歯やブリッジの寿命は?

一般的に、入れ歯の寿命は4~5年程度、ブリッジの寿命は7~8年程度と言われます。入れ歯と比較するとインプラントは約3倍、ブリッジと比較するとインプラントは約2倍の寿命があることが分かります。

インプラントは治療費が高額なことがデメリットだと言われます。ただし、これは初期費用が高いという意味であり、入れ歯やブリッジより遙かに長持ちすることを考えると、必ずしも費用対効果の悪い治療法とは言えません。

インプラント治療については、以下のページで詳しく解説しています。
▼関連リンク
インプラント治療とは? - あんしんインプラント

インプラントの寿命が短くなってしまう理由

インプラントの寿命は10~15年とされていますが、それよりも早く使えなくなってしまう場合があります。インプラントの寿命が短くなってしまう理由としては、以下のようなものがあります。

寿命が短くなる理由① 日々のメンテナンスが不十分

インプラント自体は人工物なので虫歯になることはありませんが、だからといってメンテナンスをしなくて良いわけではありません。歯磨きなど日々のメンテナンスを怠っていると、「インプラント周囲炎」という病気にかかるリスクが高くなります。

インプラント周囲炎は「インプラントの歯周病」とも言える病気で、天然歯の歯周病と同じようにインプラント周辺の歯周組織に細菌感染が起こります。インプラント周囲炎が重症化すると顎の骨が痩せていき、インプラントがグラグラしてきて、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまいます。天然歯と違ってインプラントには神経がないため、インプラント周囲炎になってもほとんど痛みが出ません。そのため、インプラント周囲炎は進行しやすく、気付いたときには重症化しているケースも少なくありません。

寿命が短くなる理由② 歯科医院で定期検診を受けていない

インプラントのメンテナンスの基本は、ご自宅での歯磨きです。しかし、日々の歯磨きだけではどうしても取りきれない汚れがあり、そこに細菌が増殖してインプラント周囲炎になってしまうことがあります。

インプラント周囲炎を予防するためには、ご自宅でのメンテナンスに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが重要です。歯科医院のメンテナンスでは、歯科衛生士が専用の器具を使ってクリーニングをするため、口腔内に溜まった汚れを隅々まで落とすことができます。

寿命が短くなる理由③ 喫煙をしている

喫煙は、口腔内に悪影響を及ぼす要因の一つです。特に、歯周病やインプラント周囲炎にとって喫煙は大きなリスクであり、タバコを吸う人は吸わない人に比べて歯周病やインプラント周囲炎にかかりやすく、治りにくいことが分かっています。

喫煙すると白血球の作用が低下するため、歯茎に炎症が起こりやすくなります。また、タバコの主成分であるニコチンは血管を収縮させて血流を悪くするため、免疫のメカニズムが崩れ、歯周病やインプラント周囲炎などの細菌感染を起こしやすくなります。インプラントの寿命を伸ばしたいのであれば、喫煙は控えるべきです。

寿命が短くなる理由④ 歯ぎしりや食いしばりの癖がある

インプラントの人工歯が割れたり欠けたりすることがありますが、多くの場合、歯ぎしりや食いしばりが原因になっています。天然歯の歯根には歯根膜という組織があり、歯根膜がクッションのような役割を果たし、噛む力を緩和しています。しかし、インプラントには歯根膜がないため、噛む力がダイレクトに伝わります。そのため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある人は人工歯に負担がかかり続け、割れたり欠けたりしてしまうのです。

インプラントの寿命を伸ばすためには、就寝時にマウスピースを着けるなどして、人工歯にかかる負担を軽減することが大事です。もちろん、歯ぎしりや食いしばりの癖を改善することが根本的な解決につながります。

寿命が短くなる理由⑤周囲の歯の悪影響を受ける

インプラントそのものに問題がなくても、周囲の歯の悪影響を受けることでインプラントがダメになってしまう場合があります。たとえば、虫歯や歯周病で周囲の歯が抜けると、口腔内全体の噛み合わせのバランスが崩れてきます。その結果、インプラントに過度な負担がかかるようになるとトラブルが起こりやすくなります。インプラントの寿命を伸ばしたいのであれば、インプラントだけでなく周囲の天然歯の健康を維持することも重要です。

▼おすすめ関連記事
インプラントのメリット・デメリットは?治療のリスクを解説

インプラントは交換可能

インプラントを長年使っていると、グラグラしてくることがあります。原因としては、大きく2つ考えられます。

一つ目の原因が、人工歯とアバットメントのネジの緩みです。ネジの緩みによってインプラントがグラグラしているのであれば、多くの場合、ネジを締め直すことで改善されます。アバットメントに問題がある場合は、アバットメントを交換することもあります。

もう一つの原因が、インプラント周囲炎です。インプラント周囲炎になると顎の骨が痩せ、インプラントを支えきれなくなり、グラグラするようになります。この場合も、新しいインプラントを入れ直すことはできますが、その前にインプラント周囲炎を治療する必要があります。

なお、インプラント治療に保証が付いている場合、保証期間内であれば無料で再治療・交換を受けることができます。ただし、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていることが保証適用の条件になっている場合がほとんどです。

まとめ

とりあえず歯の機能を回復するだけであれば、入れ歯やブリッジで良いかもしれませんが、10年後、20年後もしっかり噛める生活をしたいと考えるのであれば、寿命の長いインプラントを選択するのが賢明です。

初めてのインプラント治療に不安を覚えている方には、「あんしんインプラント」をおすすめします。あんしんインプラントは、ドクターの技術や実績、医院の設備など、厳しい基準をクリアした歯科医院と提携したネットワークで、安心してインプラント治療を受けられる歯科医院をご紹介しています。2024年2月現在の提携医院数は145院で、2023年は14,484名の患者様のご紹介実績がございます。

その他、「初診相談無料」「安心のパッケージ料金」「頭金なし、最大120回分割払いOK」「最長10年の保証制度」など、あんしんインプラントの特徴は以下のページからご確認ください。

▼関連リンク
あんしんインプラント:全国展開のインプラント治療ネットワーク

インプラント治療について詳しく知りたい方はこちら

無料 インプラントガイドブックお申込み

よく読まれている記事

PAGE TOP
PAGE TOP